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概 要Overview


「子どもアドボケイト派遣センター広島」設立


 NPO法人ひろしまチャイルドライン子どもステーションは2000年から「18歳までの子どもの話を電話で聴く活動」を特定非営利活動法人として、すべてボランティアで、県民の皆さんからのご支援で、継続してきました。
 現在は、広島市、東広島市、福山市の3地点に拠点を置き、電話は週5日間プラス、毎月1回日曜日に開設、月に2回オンラインチャット相談も行っています。
 私達は、1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」の理念を基盤に、真摯に子どもの話に耳を傾ける「傾聴」を大事にし、子どもが育つ社会環境を変えることを目標に、毎年、「活動報告書」を作成し、子どもの声を社会に届ける活動をしています。
 今回のこの事業の参画にあたり、子どもと直接関係していない第三者の役割の県民が担う活動として、私たちの活動基盤を大きく変更することなく、目的に沿った業務が行えるものと思います。
 

★意見表明支援活動のポイント

①子どもの権利条約の理念に基づき、常に、その子どもの最善の利益を考えて、意見形成、意見表明、意見実現に向けて支援をする。

②直接子どもにかかわりのない、社会の中での第三者の大人として子どもの話に耳を傾ける。「傾聴に徹する」アドボケイトを養成する。

③これまで「大人は信頼できない」「話を聴いてくれない」といった子どもの声を多く聴いてきた。子どもが安心して自分の気持ちを話すことができる関係性を作る。

④アドボケイトが元気で活動を継続していくために、スーパーバイザーを配置し、アドボケイトを、支える体制を作る。

⑤「求める意見表明支援員の姿」に沿った活動ができるよう、子どもの側に立った支援を一番大事に考えた業務に徹する。
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